こんにちは
四日市腎クリニックの臨床工学技士の近藤です

如水会に入職し、四日市腎クリニックで5年ほど勤続していますが、鈴鹿の皆さまには馴染みがないかと思います

ブログにも4年前に後ろ姿だけ載った程度ですので、鈴鹿の職員方にも認知されているか怪しい限りです


冗談はさておき、今回は6月16(金)~18(日)に神戸にて開催された第68回日本透析医学会学術集会・総会へ土日と参加してきました。
コロナ禍もあったため、現地参加は実に4年ぶりです


土曜参加の技士は四日市腎クリニックからは私だけで、一人でせわしく回っていたため自撮りの顔しかありませんが、気合の入った顔をしていますね



日本透析医学会では全国津々浦々の透析に従事している方々の発表を見ることができ、見識を広めるにはもってこい
臨床現場へ還元するにもうってつけ
臨床工学技士として何を学んでくるか、様々な発表があるため目移りしてしまうところですが、今回は『在宅透析』関連を重点的に学んできました


実は当院は、三重県において在宅透析を行っている数少ない施設の1つなのです
在宅透析はその名の通り「患者さんご自身が自宅にて血液透析を行う治療方法」なのですが、自宅での透析中、我々スタッフはいないため、
・回路の準備
・自己への穿刺
・透析中のトラブルに至るまで、全てご自身で対応をしなければなりません。(もちろん事前に訓練はして頂きます)
どうしても不安が付きまとうと思いますが、なんと昨今、自宅で透析しているのを、我々スタッフが病院にいてもリアルタイムで見ることが出来る技術が発展しており、さらに安全に在宅透析が行えるようになってきています

当院でも使用できるよう鋭意調整中です! 良いものはドンドン取り入れていきたいですね
他にも栄養関連や透析中の運動療法など、少し技士っぽくない内容についても学んできました


透析医療の進歩により透析患者さんの寿命は延びておりますが、歳を重ねても元気に過ごすためには、やはり食事と運動がとても重要かと思います


その分野に関してはもちろん栄養士さんや理学療法士さんが専門ですが、透析医療はチーム医療であり、多職種連携が大切です!
臨床工学技士としても、他分野に関して任せっきりにせず、理解することでより良い医療を提供できればと思っております。
私もこの5年で入職時120kgあった体重を90kgまで減らし、さらにそこから15kgリバウンドするという無茶もしているので
、栄養と運動をしっかり理解して、自身のダイエットにも繋げていきたいです

