スタッフブログ

2022.10.28更新

 

11月からの在宅血液透析に向けて、約11ヶ月間訓練をしてきた松田さんにお話を伺いましたnicohandheart3

 

松田1

血液透析は、2011年に導入してもう11年です。

若い頃に仕事柄、毎食弁当の生活をしていました。不規則な生活が長く続き、気が付いた時には糖尿病も悪化しており、のちに透析導入に至りました。

松田2

 

こちらの鈴鹿腎クリニックには夜間透析を希望した為、2019年に転院してきました。

私はたくさんの透析施設を転々としてきましたが、こちらの先生やスタッフの皆さんは患者への指導も丁寧で確実、プロ意識がとても高く素晴らしいと思いましたglitter2glitter2

 

私が在宅透析をしたいと思ったきっかけは3つありますnihand

 

1つ目はこちらで初めて6時間の透析をしてもらいました。ゆっくりと時間をかけて行う透析は、こんなに体が楽になるのか~glitterと身にしみて分かり、もっと回数を増やしたり長く透析がしたいなあと思うようになりました。

2つ目は私の仕事が住職である為、急に入る仕事が多く、度重なるシフト変更や他院での臨時透析を受け入れてもらえなかった事があり、もっとスムーズにいかないものかなあと考えるようになりました。

つ目は新型コロナウイルスが世界中に感染拡大し、基礎疾患を有する私たち透析患者は重症化しやすいという事が明らかになり、通院するのが怖くなりました。

 

松田3

 

ある日こちらのホームページで『在宅血液透析』の事を知り、妻へ話してみたところ私以上に興味を持ってくれて、すごく前向きに背中を押してくれました。

妻は針を刺すのも、血液をみるのも平気でgya汗(笑)、訓練中も毅然としてかつ冷静に対応してくれますglitter2ここまでこれたのも妻の全面的な協力があるからですglitterとても心強いです笑うheart

松田5

松田6

松田7

 

これから在宅透析が始まったら、まずは週4回、ゆっくりとたっぷりと時間をかけて透析をしたいですglitter

そして若い時、東京から帰ってきた私を温かく迎え入れてくれた地元の方々の為にも、まだまだ仕事を頑張りたいですnicohandglitter3

今までやりたくても、透析が理由で断ってきた仕事もたくさんあります。

これからは仕事や生活に合わせて透析スケジュールを立てることができますから、『自分が望む事は全てやれる!!』と信じて、頑張りたいと思いますnotenote2

またこれから在宅血液透析にチャレンジしたい方の励みになれるような発信ができたら良いなと思っていますnicoheart

 

松田8 

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ようやく導入までこぎ着けました。

鈴鹿腎クリニックで在宅血液透析(HHD)を希望されたのは松田さんが2人目で、実際に導入教育を行ったのは松田さんが初めてでした。

 

教育のためのマニュアルもなかったので、正直手探りの対応でした。

コロナ禍ということもあり、スタッフ不足になったり、教育を中断させて頂いたりと、早く在宅にしたかった松田さんに待って頂いた時もありました。

 

在宅透析は、自由度も高く、透析効率も期待できる治療方法ではありますが、その分ハードルはやや高くなってしまいます。

 

松田さんも、「導入は困難かもnnntears」と思った時期もありましたけど、在宅透析に一番必要な

『本人の強い意志』

『社会復帰への希望』

『介助者のサポート』

が失われることなく、私たちの厳しい(松田さん曰く、丁寧で確実glitter2gya笑!!)指導にも頑張って頂きました。

 

これから実際に在宅透析が始まりますが、ここからが本番ですglitter

マニュアルを守って、安全に!確実に!透析していって下さい。

私たちも出来る限りサポートしていきます!応援してます笑うheart

 

HHD担当スタッフ 津留

HHD

 

 

 

投稿者: 医療法人如水会

2022.10.21更新

 

すっかり恒例となってまいりましたnicoheart

今年もやります、鈴鹿腎クリニックの川柳大会glitterglitter

 川柳1

 

今年のお題は

『若い頃の思い出glitter2glitter2

とは言っても身近な事など、なんでもOKですglitter2

 

みなさんの思い出なり何なりと、川柳にぶつけてみませんかgyahand

川柳2

 

川柳は『5.7.5』で読み、季語は特に無くても良いんですglitter

気軽に参加してくださいね笑うheart3

 

 

今年もたくさんの作品をお待ちしておりますrabbitnotenote2

 

 

 

投稿者: 医療法人如水会

2022.10.14更新

災害対策委員会ですnicohand9月に鈴鹿腎クリニックにて、透析中の地震訓練を行いました。

 

訓練後のアンケート結果をご報告しますglitter

 

 

1・透析中の地震訓練について思ったこと

2

 

 2・私たちが住んでいる東海エリアは南海トラフ地震が起きると言われています。日頃からどの程度備えていらっしゃいますか?

 

3

 

 3・今後も同じように透析中の地震訓練を定期的(年1回程度)に行う事に対してご意見お願いします

4

 

いつ起こるかわからない災害bibibibibibi

特に私たちが生活している東海エリアは、大規模な地震がいつ発生してもおかしくないと言われていますgan汗

不測の事態に対応できるよう、また災害時には患者さんが混乱せずスムーズに治療を再開できるよう、災害対策委員会は様々な対策に取り組んでいますglitter2

 

 訓練をきっかけに

「地震が起きたらどうすればいいのか」

「地震にはどう備えればいいのか」

を患者さんも一緒に考えていただければ良いなと思いますglitter2

 

これからも災害に負けない施設づくりを目指していきたいですnihand

 

 

 

投稿者: 医療法人如水会

2022.10.07更新

CE川野ですnico

5月に腎代替療法専門指導士を取得しましたglitterglitter

 

川野1

 

 

みなさんは腎不全の治療のため、週3回通院して透析をしています。

透析の機械が腎臓の代わり(=腎代替療法)を行っている状態です。

 

療法選択1

 

腎臓の代わりとなる治療(=腎代替療法)は、他にもあることをご存知でしょうか?

 


自分のお腹の中で透析をする腹膜透析、腎臓を譲り受ける腎移植とあわせて現在の腎代替療法は大きく3つの選択肢がありますglitter

腎臓が悪くなってもいきなり透析になることはありません。通院してお薬のみで経過をみていき、最終的に透析へと至ります。

 

いよいよ透析となったときに、3つの選択肢より腎代替療法を選択しなければなりません。

 

慢性腎臓病(CKD)が進行し透析療法を余儀なくされている患者さんたちが、全国に約35万人いらっしゃいます。さらにその97%という圧倒的多数の方々は通院して透析を受けています。

 

末期腎不全に至り腎代替療法が必要となった場合、血液透析のみならず腹膜透析や腎移植という3つの治療選択肢があるのですが、現在わが国では諸外国と比較して大きく血液透析に偏った傾向となっています。

当然血液透析も重要な治療法ですが、それぞれの患者さんにとってよりよい選択もあるはずですglitter2glitter2

 

患者、家族ひいては地域や社会にとってよりニーズに沿うかたちの医療推進を目指すことが「腎代替療法専門指導士」となりますglitter


2021年に新しく新設された資格で、まだまだみなさんに貢献できることは少ないと思います。今後、貢献できるよう努めていきたいと思っています笑うhandheart3

 

川野3

川野5

 

川野6

投稿者: 医療法人如水会


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