こんにちわ、藤川です
前回の記事では、【菩提の道場 愛媛県(伊予の国)】の旅を一挙お伝えするつもりでいましたが、思いのほか写真が沢山あり約半分しかお伝え出来なかったため・・・・今回のブログで【菩提の道場 愛媛県(伊予の国)】の残り半分をお伝えします
前回の記事では、愛媛県の今治市内のホテルで宿泊したところまでお伝えしました。
愛媛県(伊予の国)の3日目は、【59番札所の國分寺】からのスタートとなりました
お天気は昨日とは打って変わり・・・・快晴です
朝日も気持ちよく、幸先の良いスタートを切る事が出来ました
お大師様と【握手&願い事】をすることが出来、次の札所に向かうところですが、途中母方の祖父母のお墓があるのでお墓参りに寄りました
流石にお墓を写す事は出来ませんが、写真の左側に母方の祖父母達のお墓があるのでお墓掃除と水の入れ替えなどをさせて頂きました
祖父母のお墓参りも無事に終わり、次の札所である【60番札所 横峰寺】に向かう所なのですが・・・60番札所の横峰寺への道もまた、お遍路の難所の一つ(後で考えると、個人的には1・2を争うかもです笑)でもあると言われていたので、ここも先人方のお知恵を使わせて頂き・・・
【61番札所 香園寺】→【62番札所 寶寿寺】→【63番札所 吉祥寺】へ先にお参りし、63番札所の後に【60番札所 横峰寺】へ向かいました
63番札所の吉祥寺には「祈願しながらくぐると、富貴財宝を授かるご利益のある【くぐり吉祥天女】」と「金剛杖を差すと願いが叶う【成就石】」があったので勿論くぐって&金剛杖を差してきました
こう言った事も中々楽しいですね(笑)そして吉祥寺でのお参りも無事に終わり、いよいよ【難所の60番札所 横峯寺】へ向かいます
やはり、皆さん【63番札所の吉祥寺】から【60番札所の横峯寺】に向かうのか、吉祥寺には案内地図がありましたので参考にさせて頂きました
横峯寺へ向かう道程は、流石に難所と言われるだけありました・・・・
元々道が狭いにも関わらず、昨日の大雨で道が凄いことになっていました
逆に考えると、今日が昨日のような悪天候でなかったのは、ありがたかったかもしれません
対向車が来ない事を祈りつつ、恐る恐る車を走らせ、無事に駐車場に到着し、そこからも長い山道を歩き、山門を経て【60番札所の横峰寺】に到着しました
横峰寺は、山の難所にあるだけあり見える景色も絶景で、頑張った甲斐がありましたね
難所の横峯寺の参拝を、帰り道も気をつけながら運転し(帰り道も難所でした;笑)、次の札所でもある【64番札所 前神寺】に無事に到着しました。
前神寺では、花見を楽しむことも出来、ちょっぴり得した気分でした
そして次は、いよいよ愛媛県最後の札所の【65番札所 三角寺】となるのですが・・・
前神寺~三角寺までは、距離にして約50km、1時間半程度の道のりとなる事、その次の【66番札所 雲辺寺】へはロープウエイを利用するため時間の制限がある事などから、ちょっと香川県に入り、少し遠回りにはなってしまいますが、先に【66番札所 雲辺寺】へと向かいました
まずは、ロープウエイに乗り、頂上を目指します
頂上駅に到着した後は雲辺寺を目指すのですが、ここは雲辺寺だけでなく、毘沙門天展望館や雲辺寺山頂公園と言ったものあるので、観光スポットにもなっていました
またこの場所は、【愛媛県】と【香川県】の県境にもなっているようでしたので、勿論【越県】記念写真は必須で撮りました
そして、本来の目的のである、【60番札所 雲辺寺】に向かいます
途中「五百羅漢」の像が沢山あり、壮大だ~と思いながら歩いていたのですが・・・
中々ユニークなお地蔵様もありました
笑ってはいけないのですが、思わず笑ってしまいました
修行で堅いイメージのあるお遍路さんの札所ですが、こう言ったユニークな発想もあるのも大変な中にも楽しい気持ちにさせて貰えますね(笑)
雲辺寺は、門構えも境内も中々造形の深い綺麗な造りになっているためか、観光で見えている方が多くお遍路さんの服装をした人は自分一人くらいでした
雲辺寺には「くぐって腰掛ければご利益倍増」と言われる【おたのみなす】があるので、これも観光スポットの一つになっているようでした
無事に雲辺寺のお参りも終わり、折角なので雲辺寺山頂公園や毘沙門天展望館も行ってみようと思ったのですが、雲辺寺山頂公園は人が多そうだったので・・・・、
「毘沙門天展望館」を目指しました
毘沙門天展望館は、中はらせん状の通路になっており、壁にはお遍路88ヶ所の札所の絵が1~88番霊場まで順に並べてあったので、一つ一つ噛みしめながら上りました
そして、展望館の上まで登ると、360度のパノラマの絶景が待っていました
お陰様で自分が上にいる間は、誰も来られなかったので、このパノラマの世界を独り占めさせていただきました
こうやって見ると、雲辺寺は中々見どころのある札所でしたねお遍路の中の中でも結構時間を使って、廻った札所ではないでしょうかね
と言う事で雲辺寺のお遍路に大満足し、次の札所を目指すには時間的に厳しかったので、この日のホテルに向かい車を走らせます
一路、この日のホテルのある四国中央市に向かっていたのですが、道の駅を見つけ、夕ご飯の材料を探す目的も兼ねて(お遍路中は基本、感染対策目的で、コンビニなどで食材を買って、ホテルの自室内で食事をしていました)吸い込まれるように入ってしまいました
この道の駅【とよはま】は、実は【黄金持ちの聖地 黄金神社】と言うパワースポットでもありました
しかも、この黄金神社の海を直線上に隔てた海岸である有明浜の白砂には、【寛永通宝】で有名な銭形砂絵があるといったパワースポットでもありました
この黄金神社は知らなかったので、これも何かのお導きですかね
この反対側のパワースポットは、後日のブログでご紹介するので乞うご期待下さい
ちなみに、この日に泊まったホテルのある四国中央市は、地元の方しか居酒屋さんやご飯屋さんに入れないと言う感じだったので、食材を買って自室で食べるスタイルにしていて正解でした
そして、外出も厳しい環境でもあったので、この日はホテルでゆっくりと休み・・・
次の日はすっきり目覚め、早朝から愛媛県最後の【65番札所の三角寺】に向かうことが出来ました
三角寺でのお勤めも終わり、無事に【菩提の道場 愛媛県(伊予の国)】でのお遍路旅は完遂できました
と言う事で次回は、最後のお遍路道場である【涅槃の道場 香川県(讃岐の国)】編をお伝えしていきます
ではこれにて失礼します(笑)