毎月、保険証の提示をしていただきありがとうございます
中には、
『毎回毎回面倒くさいなあ~』
『前と何も変わってないのに~また見せやなあかんの~?』
と思ってらっしゃる患者さんもいるかもしれません
ですが保険証の確認って、とても大切なんです
大切な理由はたくさんあるのですが、その中の一例でこんなことがありました。
透析をされている患者さんは、医療費の負担額を月額1万円(高額所得者は2万円)にする特定疾病療養受療証(とくていしっぺいりょうようじゅりょうしょう)を取得されているかと思います
この特定疾病療養受療証は、患者さんの加入している健康保険(保険者)から発行されます。
保険証に変更があれば、もちろんこの特定疾病療養受療証の変更手続きもしなければいけません。
保険証は転職や退職時に変わったりしますし、職場は変わらなくても記号や番号が一部変更になることもあります。
あと国民健康保険や後期高齢者医療保険には有効期限があります。
これらに気づかず後から手続きをする時に、期限が切れていた間の医療費に何十万円というとても高額なお支払いを余儀なくされました
保険証を提示することで、患者さんのご負担が大きくならないよう、もし必要な手続きがある場合にこちらからお伝えすることもできますのでお手数をおかけしますが毎回確認をさせていただきたいです
また、保険証に限らず
*特定疾病療養受療証
*福祉医療費受給資格証
*高齢受給者証
*限度額適用認定証
*身体障害者手帳
*自立支援医療受給者証(更生医療)
*特定医療費(指定難病)受給者証
など、さまざまな種類のものがありますので、お持ちの医療証は一度こちらで確認させて下さい
よろしくお願いします