9/15、16日で埼玉県川越市で行われた日本HDF研究会に参加してきました




HDFと言えば関節痛や手先の痺れ、体の痒み、血圧が下がるなどの症状がある患者さんに使用されることが多いです

しかし最近はそういった症状の無い方でも予防のためにHDFを行う事が多くなっています。
当院でもHDFをされている患者さんが増えているため治療に役立てるように勉強してきました


ここ数年は毎年参加させてもらっていますが、今回は都心に近いこともあり、参加者の数も多く演題も昨年に比べ多かったようです。

今年は新しいフィルターが発売され、それについての演題もありました。
そのフィルターは大きな物質が抜けにくいとのことで、食事が摂れなくて体に必要な栄養やタンパク質を抜きたくないけれど、かゆみや手足のしびれに困っている患者さんに使用できそうでした。
しかし、まだ発売したばかりで情報が少ないため今後に注目となりそうです


以前からオンラインHDFではなるべくアルブミンの漏出を抑えて、関節痛や痒みの原因になっている物質を除去するというのが多かったですが、今回の研究会にあったセミナーでは、症状が出ているうちはアルブミンもたくさん抜く方が良い!というものがありました。
そのセミナーの先生の病院では普段はアルブミン漏出を抑えた治療を行い、関節痛などの症状が出始めたら治療の条件を変更し、たくさんアルブミンは抜けるが関節痛などの原因になる物質もたくさん除去できるよう設定していました。
当院でも毎月採血を行い、データを見させていただいているため、今後も患者様の症状と併せながらより良い治療をしていけるよう考えていきたいです


研究会のあとは、ご当地キャラと写真を撮ったり、さつまいもの和菓子を食べたりしてエネルギーをチャージして参りました



お弁当も美味しかったし和菓子も美味しかった



鬼頭さんもお芋のご当地キャラが気に入ったようでご満悦でした