リハビリチームを発足して5年になりました




当初はリハビリ室もなく、待合室やベッド上での運動が中心でした



2014年
リハビリ室が完成


それでも最初はレッドコードしかなく、とても殺風景でしたね



あれから4年。
現在のリハビリ室です



器具も充実し、患者さんが快適にリハビリ・運動ができる環境も整いました



~PT三浦、PT草川~
当院で理学療法士によるリハビリが始まってから5年、リハビリ室が新設されてからは4年の月日が経ちました。

治療を目的としたリハビリ室・ベッドサイドでの運動を始め、予防を目的とした集団体操・運動指導、補助具や装具等の助言など様々な状況や場面において患者さんとリハビリを通じて接する機会が多くありました


『患者さんに一日でも長く元気に通院してほしい。』という思いから、治療目的だけでなく、予防リハビリにも注力してきました


しかし開始当初はリハビリや運動を行う環境が十分に整っていなかったことなどもあり、自発的に運動をされる患者さんはごく少数でしたので、声かけや運動資料の配布など啓蒙活動に力を注いできたことを鮮明に覚えています

現在は運動療法や予防リハビリなど自発的な運動や透析前の集団体操に参加される患者さんも開始当初と比べると、かなり多くみられるようになりました。

患者さんへの啓蒙活動において多くの助言を頂き、患者さんとリハビリや運動で接する機会や環境づくりなど、様々なことでご協力を頂きました先生方やスタッフの皆様には本当に感謝しております。

そして患者さんの中には、初めて関わらせてもらった時点から現在まで、継続して運動をされている方も大勢みえます

患者さんが意識を高く持って意欲的に継続してくださることもそうですが、リハビリ室やベッドサイドに足を運んだ際には、笑顔で接してくださることや前向きな発言をしてくださること、運動効果を実感して喜んでくださることなど思いを直接伝えてくださる機会・場面を大変うれしく思っています


患者さんとこうした関係性を気づけていること、こうした環境で患者さんと深く関わらせてもらっている現状をこれからも続けていきたいです。
そして今後も、リハビリや運動を通じて患者さんと接する機会を増やし、一人でも多くの患者さんが、運動を前向きに行ってもらうことで、心から満足し、喜んでもらえるような関わり方をしていきたいと思っています

患者さんが病院に元気に通い続けることで患者さんもハッピー
そのリハビリで患者さんが元気になることで私たち理学療法士もハッピー
いつまでも元気な姿を見ることができる、家族や職員、先生もハッピー
私たちが如水会のリハビリでリハッピーを広めていきます



~河出理事長~
やむにやまれぬ思いから始まったリハビリ。
私が河出内科へ帰ってきたとき、患者Kさんが話しかけてきてくれました。
大病をたくさん患い、乗り越え仕事を定年まで勤め上げ、子供たちもちゃんと育て上げたと話してくれました。
鈴鹿腎クリニックへ移転してしばらくしたときは繰り返し感謝の言葉をかけてくれました。
当院に来て本当に良かったと言ってくれた時は不覚にも涙があふれそうになり困ってしまいました
わたしも帰ってきて良かったと気持ちを伝えました


それから間もなくKさんは自宅で転倒し寝たきりになってしまいました。
その時Kさんのような患者さんをひとりでも減らしたいと思い運動療法・リハビリを始めました。
今後も当院の患者さんが、熱意ある当院のふたりのPTさんとリハビリに取り組んでいってくれることを願ってやみません

