透析療法を受ける患者さんは年々増加し、高齢化・長期化が進んでいます。
透析患者さんの透析治療は、日常のごく一部分で、それ以外の生活の充実もとても大切です。
通院していただく患者さんが少しでも生活の質を高め、いつまでも自分らしく充実した生活を送るために、今後当院で出来ることを学ぶため、リハビリテーション病院を見学させていただきました
~PT 草川~
偕行会リハビリテーション病院は、退院後の患者さんがご自宅で安心して生活できるよう、法人内の訪問リハビリテーションでフォローできる体制が整っています。
退院後のご自宅の生活は、生活環境に慣れている反面、今までのようにスムースに動けないことや日常生活の動作が不安定であることなど、少なからず不安な事があると思います
入院中にリハビリを提供しているセラピストチームが、退院後の患者さんをフォローし、患者さんの不安を少しでも解消できるように身体機能の向上や動作の安定性を高める役割を担うことができる体制は理想であります
リハビリテーションを提供しているセラピストは、患者さんが『日常生活に支障をきたしてる動作は何か?』を考えています。
多様な機能に分類される職場で働く私たちセラピストが、患者さんの生活環境に対する様々な提案を実行できる現場環境は、セラピストにとっては恵まれた環境であることに感謝したいところであります
~三浦副技士長~
今回、実際に患者さんのご自宅に訪問させていただき、実際の訪問リハビリテーションを見学させていただきました
我々職員はクリニック内で透析患者さんと関わるのが日常で、透析治療に目がいきがちですが、患者さんの立場からするとご自宅での生活も大切で、今回実際に訪問リハビリを目の当たりにして、ご自宅での生活が充実しているかどうかもとても重要であると改めて考えさせられました
リハビリや看護が必要な患者さんに対し、ご自宅に訪問し患者さんの願いに近づけられるよう支援するセラピストや看護師の皆さんは、患者さんだけでなくその地域に対しても重要な存在だと感じました
我々も、透析治療はもちろんですが、それ以外のことにも目を向けて如水会なりの取り組みを考えていきたいと思います