中里一子さんが腎友会で
長期透析表彰をされました


中里さんは今年で透析40年目となります。
1976年(昭和51年)に,当院(旧 河出内科)にて
中里さんが26歳の時に透析導入されました。
息子さんが5歳のころで、
当時は仕事もされており、
家事、育児、透析、
全ての両立が大変な毎日だったとのことです。
導入時は、
『透析がどんなものか全く知らなくてね~、
今みたいに簡単に情報を知るところもなかったから、
とにかく河出内科に駆け込んだわ~。』
と当時の気持ちを話してくださいました。
今から40年前、
全国的に透析機器の台数もまだ少なかったころで、
中里さんの導入時、河出内科は開院2年目。
透析機器は8台。
『まだ外シャントの患者さんが多くて、
内シャントへの手術手術の毎日だったねえ~。
手術も夜の8~9時頃から夜中までかかってやってた頃やね~。
その頃は腎性貧血の治療方法がなくて、
輸血か鉄剤の投与で
顔色が悪い人も多かったわねえ~』
と中村師長も、当時の様子を振り返りお話しして下さいました。
そんな頃から中里さんは,
長時間透析を積極的に行っていました。
40年の透析は、およそ6240回にもなります。
1日約5~6時間を病院で過ごされる日を週3回。
それを40年続けるという事はとても大変な事です。
それでも中里さんは、
『山あり~谷あり~の40年だったわ!!』

と笑ってお話ししてくれます。
とにかく陽気で明るくて、
誰とでも気さくにお話をされ、
おしゃべりが大好きな中里さん。
どんな場も和ませてくださる、
当院ではムードメーカー的な存在です。
毎日自己管理をしっかりしながら、
前向きに治療を続ける、
そんな小さな積み重ねが大切なんだと
身をもって教えてくれている大切なひとです。
これからも中里さんらしくお元気で



安全な透析生活を送れるように
全力でサポートしていきます
