地震訓練を行いました
『今回の地震訓練の発災条件』
11月29日(火) 10時50分頃
マグニチュード7~9
紀伊半島沖を震源とする南海地震が発生
当院における震度:6強
患者数:116名
地震速報が流れます
患者さんへ大きな声で伝達
①回路を握ってください
②布団を被ってください
③空いている手で柵を握ってください
地震速報カウントダウン終了までに、スタッフも安全な位置へ移動
~地震発生~
まずは自分自身の身を守る
揺れがおさまったら、リーダーはスタッフを招集
各チーム、担当患者さんへ声掛け
窓・壁など建物の被害状況やスタッフの怪我の有無など、リーダーへ報告
そして地震直後に停電が発生
技士が機械室の被害状況を確認すると共に、発電機へ切り替えに行きます
最後は実際に発電機が稼働し、どれだけ消費しているかを確認
許容量を超えると、止まってしまう為です。
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今回、全職員がリアルタイムで全館停電→自家発電の稼働を経験しました
自家発電下で返血訓練、全館見回りをして訓練終了となりました。
停電時は思いのほか暗くて、実際に震度6の揺れのあとは、不安と恐怖しかないかもしれません
発電後、建物の照明がついて透析機械もいつも通り動き出し、それだけで安心して、落ち着けるような気がしました
本当にライフラインは大切ですね
滞りなく自家発電を作動させることが出来、もうすぐ地下水も稼働します
また一つ、災害に強いクリニックへ近づきました
ここで、誰でもできる災害対策を一つ
車を持っていらっしゃる方は、ガソリンを半分以下にならないように給油を心掛けましょう
避難するときも、暖房やエアコンを使いたいときも、ガソリンが必要です
災害時は役にたちますよ
と以上、山本技士長からでした
この冬は節電が呼びかけられています。値上がりも厳しい状況ですが、もうすぐ年末 いい一年の締めくくりにしたいですね
鈴鹿腎クリニック 災害対策委員より