こんにちはCE藤川です
前回までのブログで【四門】の内、【発心の道場 徳島県(阿波の国)】と【修行の道場 高知県(土佐の国)】の2つ、つまり半分をご紹介しました
今回の記事は、次の四門である【菩提の道場 愛媛県(伊予の国)】の旅の紹介となります
前回の記事では、ちょっぴりフライングして、少し、愛媛県は宇和島市で終了したとお伝えしました。
初日は超~爆睡をしており、朝は何とか起きることが出来、寝坊する事もなく愛媛の旅が始まりました
愛媛県のお遍路にはリフレッシュ8日間の内、2日間を利用しています
では、本編スタートです
前日は、【40番札所の観自在寺】まで終わっていたので、【41番札所の龍光寺】からのスタートとなりました
【41番札所の龍光寺】はお天気良かったのですが、次の【42番札所の仏木寺】では、当り一面霧となり、天気が心配になりました
と言うのも、この日は難所の一つとなる札所を参拝する予定だったからです
しかし、その心配もよそに・・・
【43番札所 明石寺】を回り終える頃には、お天気も回復していました
そしていよいよ、お遍路難所の一つである【45番札所 岩屋寺】へ向かいますが、その前の【44番札所 大寶寺】と【45番札所 岩屋寺】の間はそんなに離れていないのですが、
【43番札所 → 44番札所】への道のりが難所であり
【45番札所 岩屋寺】自体も難所であるという中々の札所となります
大寶寺も岩屋寺も難所であるだけあり、門構えもお寺も、中々、趣深いものでした
特に岩屋寺は、一枚岩をくり貫いた中にお寺が建立されており、一枚岩の上の方に建てられている【法崋仙人室】と言うところに梯子を使って昇る事も出来ます。
勿論!!昇らない選択肢はない!!と思い、昇ったのですが・・・・
命綱・手摺りは無く、階段梯子を気をつけながら登るしかないと言った状態であり、途中まで行った時に後悔しました
が、このまま降りるのも逆に怖いし後悔するので、踏ん張って登り切りましたが、昇り切った時は、中々爽快でした
「行きはよいよい、帰りは怖い」と言う民謡の歌詞がありますが、まさに、降りる時の方が怖かったです
中々スリリングな体験もできましたが、意外と趣もあるこの岩屋寺は、お遍路のお寺の中でも好きなお寺ランキングに入りました
【46番札所 浄瑠璃寺】以降の札所は比較的近い距離に建立されている事もあり、その日は【46番札所 浄瑠璃寺】→【47番札所 八坂寺】→【48番札所 西林寺】と順調に巡礼する事ができ、少し早い時間に宿泊地である【道後温泉】に到着する事ができました
その日は、小さな頃から馴染みもある道後温泉街のホテルに泊まり、温泉とマッサージでゆっくりと旅の疲れをとることが出来ました
翌日の愛媛県2日目は、前日と打って変わって・・・
朝から大雨でした
雨だからと言ってお遍路(修行)を中断する訳にもいかないので、傘を差しながらのお遍路となりましたが、車お遍路は道中が濡れないのがありがたいですね
スタートは、本来【49番札所 浄土寺】になるのですが、道後温泉からだと、【51番札所 石手寺 → 50番札所 繁多寺 → 49番札所 浄土寺、そして、52番札所 太山寺】の順で回るとよさそうでしたので、その順でお参りをさせて頂きました
その日は、ほぼ一日雨模様でしたが・・・その後も無事に
【53番札所 圓明寺 → 54番札所 延命寺 → 55番札所 南光坊 → 56番札所 泰山寺 → 57番札所 栄福寺 → 58番札所 仙遊寺】まで廻り、一日で【計 10ヶ所】を無事にお参りする事ができました
そして、最後の【58番札所 仙遊寺】のお参りを終わる頃には、一日雨の中の修行を頑張ったご褒美か、天気も回復し境内からの絶景が見る事が出来ました
この日は、今治タオルでも有名な今治市内のホテルに泊まりました。
本当は、このまま【菩提の道場 愛媛県(伊予の国)】の旅を続けてご紹介したかったのですが・・・・、思いのほか写真が沢山あったので、今回は約半分のここで打ち切りとして、次回のブログで【菩提の道場 愛媛県(伊予の国)】の残り半分をお伝えします